Mets オブストラクション(走塁妨害)

  •  
  •  更新:
  •  カテゴリ:

野球規則(ルール・ブック)7.06 は、オブストラクションの規定です。

捕手はボールを持たないで、得点しようとしている走者の進路をふさぐ権利はない。塁線(ベースライン)は走者の走路であるから、捕手は、まさに送球を捕ろうとしているか、送球が直接捕手に向かってきており、しかも充分近くにきていて、捕手がこれを受け止めるにふさわしい位置をしめなければならなくなったときか、すでにボールを持っているときだけしか、塁線上に位置することができない。この規定に違反したとみなされる捕手に対しては、審判員は必ずオブストラクションを宣告しなければならない。

それでは、具体的にキャッチャーはどこで送球を待てばよいのでしょうか。
高等学校野球連盟(高野連)の内規は、次のように定めています。

obstruction捕手の本塁上のプレイ
規則7・06(a)【付記】
(捕手のブロック)の適用について、高校野球では捕手は、『ボールを保持しているときしか塁線上に位置することはできない』こととする。
〔規則適用上の解釈〕

  1. 走塁妨害を適用するのは、『あくまで捕手のその行為がなければ当然本塁に到達できた』と判断できる場合である。
  2. 捕手のその行為が走塁妨害にもかかわらず、瞬間的に「アウト」のコールをした場合でも、改めて「オブストラクション」の宣告をしなおす。
  3. 走塁妨害適用外であってもそのような行為があった場合は、試合を停止したうえ、捕手に対して厳重に注意すること。
  4. ボールを保持する前の捕手の立つ位置は次の通りとする。
    • ホームベースの中央より右側に立ち、ベースの左半分を走者に見えるようにすること。
    • また、捕手がホームベースより後方に位置するときでも、ホームベースと三・本間のラインが重なる三塁よりの接点(別図b点-b′)から前方に出てはいけない
  5. 捕球してからの動き=ボールを保持しているときは塁線上に移動してタッグをしてもよい

本塁に限らず走路はランナーのものです。アマチュア野球では次のような内規があります(規則適用上の解釈:日本アマチュア野球規則委員会、2011年2月)。

⑦ オブストラクションの厳格適用
捕手または野手が、あらかじめ塁線上およびその延長線上の塁上に位置して(足または脚を置いて)送球を待つことを禁ずる。違反した場合は、オブストラクションとなる。

※中体連〔日本中学校体育連盟〕においても、以上の規定が適用されています。

学童少年野球でも攻守の衝突は起こりますが、ケガをしては元も子もありません。
キャッチャーにかぎらず、みな覚えておきたいですね。